友達100人できるかな

最近読んだ本の記事しか書いてない……。



gift (集英社文庫)

gift (集英社文庫)

古川日出男の掌編集。
壁やテリトリーから抜け出して見える景色は素晴らしいに違いない。


1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

村上春樹2冊目。
以前「風の歌を聴け」を読んで、なんじゃこりゃ?と思ってしまったんだけど、2冊目を読んでようやく楽しみ方も分かってきました。あとこっちのが読みやすい(というか分かりやすい)です。


ナポレオン狂 (講談社文庫)

ナポレオン狂 (講談社文庫)

ミステリとサスペンスの短編集。阿刀田高の文体は読んだことのある小説家の表現の中でも一、二を争うくらい好きなんだけど、どうしてもこの人の書くミステリは好きになれない……。いや、この人の歴史小説が大好きだから求めるものが高くなりすぎるのかなあ。『獅子王アレクサンドロス』はそりゃあ名作でした。

獅子王アレクサンドロス (講談社文庫)

獅子王アレクサンドロス (講談社文庫)




あと漫画をたくさん読む。



友達100人できるかな(5) (アフタヌーンKC)

友達100人できるかな(5) (アフタヌーンKC)

最近は『トモダチ』モノに弱い。
子どもに伝えたいことがたくさん詰まっているけど、大人に読んでもらいたい作品です。


ディエンビエンフー 9 (IKKI COMIX)

ディエンビエンフー 9 (IKKI COMIX)

ベトナム戦争 meets "boy meets girl"!』みたいな。
この間の3月にベトナム旅行をしまして、そのときにベトナムについてはちょこっとお勉強しました。だから、この作品もかなり楽しんで読めています。ディエンビエンフーというのは二次大戦後すぐに起きた抗仏独立戦争の最終決戦地。なので、本作で取り上げられている対米、いわゆるベトナム戦争ではそんな出てこないんですけどね。

ちょこっと勉強したときの本↓

物語 ヴェトナムの歴史―一億人国家のダイナミズム (中公新書)

物語 ヴェトナムの歴史―一億人国家のダイナミズム (中公新書)

ベトナム史。この本は全然面白くないけど、この本くらいしかベトナム史総説を扱ってるのがないんす。
チャンパ遺跡―海に向かって立つ

チャンパ遺跡―海に向かって立つ

こっちの本はメッチャ面白いけど、そもそも古本屋でしか売ってません。
ベトナム中部から南部に栄えたチャンパ王国の遺跡についてアツく語ってくれます。


ディエンビエンフー古川日出男もそうだけど、シリアスな場面でも悪ふざけしたりポップに表現したり、セックスやバイオレンスもフラットに表現するような作品っていつ頃から登場したんでしょうか。それこそサブカル界隈に特徴的な、というか『サブカル的な』(この場合サブカル味という意味でのサブカル)表現として成立したのはいつなんでしょう。僕が知らないだけで昔からあったんでしょうか。あーサブカルサブカル書きすぎて気持ち悪くなってきた。



友達100人作って富士山の上でオニギリ食べるときは101人だよね、みたいな。