ロシアンインテリゲンチヤとジャパニーズクソファッキン公僕

随分久しぶりの更新になりました。
最近あんまり本読んでなくて、東浩紀の『郵便的不安たちβ』と宮城谷の『楽毅』、あと塩野七生の『十字軍物語』三巻とかとか半年で10冊くらい。読書が趣味ですとか言っておきながらこのザマ……。


羅列していいすかね。



郵便的不安たちβ 東浩紀アーカイブス1 (河出文庫)

郵便的不安たちβ 東浩紀アーカイブス1 (河出文庫)

東浩紀!この本は面白かった!なんかまた別に記事を書きたい。


楽毅(四) (新潮文庫)

楽毅(四) (新潮文庫)

文庫で4巻だから結構なボリューム。
春秋戦国時代の小国中山国の武将だった楽毅の一代記。
まず隗より始めよ』のエピソードは普段の生活で使えて中々便利。


十字軍物語〈3〉

十字軍物語〈3〉

リチャードvsサラディンから始まり十字軍の終わりまで。
両雄のカッコよさが光ります。
あとフィリップ2世の外道っぷりとルイ9世のクソっぷりが……。


偉大なる帝王シャカ〈2〉 (1979年) (岩波現代選書〈34〉)

偉大なる帝王シャカ〈2〉 (1979年) (岩波現代選書〈34〉)

南アフリカのズールーをまとめ上げ、イギリスとガチ喧嘩して勝ったシャカ・ズールーの一大叙事詩
半分まで読んだけど結構キツイ……。読み辛ぇ……。詩だし……。


<新訳>ガリア戦記

<新訳>ガリア戦記

史上最も有名な武将であり政治家の一人カエサルガリア地方平定の記録。
この本はスゴイです。一次資料であること、簡潔で洗練され、今の時代でも十分読むに値する読み物であること、そして何よりあの「カエサル」自身が書き残したものであること。歴史に興味があれば読んでみるといいかもしれません。ただいろんな部族名が出てくるからそれは面倒です。あと地図と各部族の支配地域がもっと読みやすければなお良し。




それで今読んでる本がこれ。

ロシア史を読む

ロシア史を読む

ロシア史を読む。

ロシアという国はとても魅力的です。
いや、歴史を深く探ってみて魅力的でない国なんて無いんだけれど、その中でもロシアはその異質さで群を抜いていています。例えばナポレオンの快進撃を阻んだり、現代に目を向けてみると、第二次世界大戦ではヒトラー率いるナチスドイツの躍進を止め、後の東西冷戦の主役になったり。そういった近現代史の主役の一つでありながら、その複雑な政治の内情と、それに関わる身分、思想間の対立が、ロシアという国を一層理解し難いものにしています。その怪奇な「中身」がとても魅力的。
そんでいざ本を読んでみるんだけど……やっぱり難しい……。頑張ろう……。そしていつかロシアに行くんだ……。

歴史物ばっかり読んでるな。。。そろそろ純文がほしいところ。