I Still Haven't Found What Im Looking For


本棚を買いました。


で、土日で小説をニ冊読む。


あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)

あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)

女性が壮大に間違っていく系の話は大好きです。下手なアウトロー話よりも疾走感があります。漠然とした不安を感じて、でもそれの解決法が分からない、っていう心情は誰にでもあるのかな。
音楽が物語の1つのアイテムになっていて、各章の副題がそれにちなんだものになっています。


海の挽歌 (文春文庫)

海の挽歌 (文春文庫)

おお、本の画像が出てこない……!
ハンニバルについて書きたかった阿刀田高チュニジアを実際に取材して書いたものらしいです。と、ぶちあげたのは良いものの、ほとんど古代カルタゴのウンチクを語って終わっています。物語と史実をミックスしたものの。うーむ。
ただ、こないだチュニジアを旅行したときに自分の見たものがそのまま小説の中に登場するのはかなり感動します。『ホテルアフリカ』『ビュルサの丘』とか。でもカルタゴについて知りたいなら他の物のほうがいいかなあ。



詰めました。